街並はがき第4集発売のお知らせ
第4集となる街並はがきシリーズ。今回は駅舎、軽食堂、診療所の4枚セットです。
「駅舎」はシリーズ初の2連作品です。人が集う場所ということで、様々な要素を盛り込んでみました。踏切標識と石段、子供の頃地元の駅に設置されていたペンギンの形をした本の回収箱、木製の改札口、忠犬ハチ公役の犬、古いバス停看板と青色の灰皿(確か東京都のマークが灰皿口にデザインされていた)、赤電話が目立っていたキオスク、おなじみの赤色円筒型郵便ポスト、おでん屋のリヤカー屋台、山手線を走っていた茶色の電車等など。駅名は地元の駅をもじって「日暮驛」にしました。屋根の上の三角窓は、実物の昔の写真を調べてアレンジしたものです。
「軽食堂」は喫茶店ほどシャレた風ではなく、アイスクリーム、甘味、やきそばといった文字から判る様に、子供も大人も入れるちょっとした街のオアシス的な場所。外の窓口で持ち帰りも出来るし、中の椅子席で簡単な食事もできます。外には主が休憩でもしているのか、タオルの掛かった荷物満載のリヤカーが停めてあります。野良犬も昔よくいました。猫よりたくさん見かけた覚えがあります。電信柱には質屋と産婦人科の看板。この頃の写真を調べていると、この2軒の看板が非常に頻繁に見つかります。写真の隅々を見てその時代の様子を読み取っていくのは結構楽しみです。
「診療所」は町のお医者さんですが、お屋敷風の和洋折衷建築が多かったようです。奥にはケヤキの大木と土蔵があり、玄関先には往診に使う「ラビット」型スクーター。
4枚セット1,260円で発売中です。他の街並はがきや販売店などの情報は下記ページをご覧ください。
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